2026年夏の大型フェスを席巻!グラミー受賞DJ「Zedd」×コーチェラ新鋭DJ「Knock2」の最強タッグ「Zedd B2B Knock2」とは何者か【ざっくりDJ紹介】
グラミー賞の受賞歴を持つZedd(ゼッド)と、カルフォルニアから世界へ躍進する新鋭のKnock2(ノックツー)。
世代もプレイスタイルも異なる2人ですが、1つのステージで共にプレイする「B2B(バック・トゥ・バック)」スタイルで、今夏3つの大型フェス へのペア出演を発表。そのうちアジアでこのB2Bセットを観られるのはULTRA JAPANだけとなっています。
ダンスミュージック界の大きなトピックとなっている2人は、一体どのような人物なのでしょうか。音楽に詳しくない方でも楽しめる、彼らの知られざる素顔を6つのエピソードから紐解きます。
異端にして正統! 唯一無二の経歴を持つ「Zedd」の素顔

豆知識① メタルバンドからグラミー受賞DJへ。Zeddの意外すぎる経歴
今でこそキャッチーなダンスミュージックで世界を魅了するZeddですが、10代の頃は、いまのサウンドからはおよそ想像もつかない本格派のメタルバンド「Dioramic(ディオラミック)」のコアメンバーでした。
これは趣味の延長ではなく、プロのレーベルからCDをリリースするほど界隈では知名度の高いバンド。当時のMVを見ると、[00:00:31]あたりで、今とはまったく違うダークな雰囲気のなか、ストイックに激しいビートを刻む若き日のZeddの姿が見られます!
そんな彼がある日、フランスのエレクトロデュオ「Justice(ジャスティス)」の音楽を聴いて衝撃を受け、電子音楽の世界へ転向。
2009年からベッドルームでトラック制作を始めると、あっという間に天才Skrillex(スクリレックス)の目に留まり、彼のレーベル「OWSLA(オウスラ)」と契約。気づけばグラミー賞を獲るスターになっていました。
※Zeddの代表曲『Clarity』。世界的ブレイクのきっかけとなり、グラミー賞受賞曲としても知られています。
豆知識② ゲームの腕前も世界レベル。じつはガチゲーマーでもある
DJとしての華やかな活躍の裏で、Zeddは筋金入りのゲーマーとしても有名です。特に『VALORANT(ヴァロラント)』への熱中ぶりは凄まじく、多忙なDJツアーの合間を縫って上位わずか数パーセントしか到達できない高ランク「イモータル」まで自力で上り詰めたほどのガチ勢。
そのゲーム愛がきっかけとなり、Zeddが開発チームと共同制作した専用スキン「スペクトラム」が実装されました。銃を撃つとトレードマークのきらびやかな重低音が鳴り響き、ナイトクラブのような色彩で画面が彩られるという、ゲーム史上「初」の試みとして国内外で話題となりました。

そもそもZeddのゲーム愛のルーツをたどると、日本にたどり着きます。
「グランツーリスモ、ゼルダ、マリオ……日本のゲーム音楽には昔からインスピレーションを受けていて、それらがあったからこそ今の自分がいる」
と語るほどの日本ゲームファン。そんな愛情が、次に紹介するコラボレーションへとつながっていきます。
豆知識③ じつは超がつくほどの親日家!ドラゴンボールからUSJまで、日本愛が生んだ異色のコラボ
「日本は世界で一番好きな国」と公言するほどの日本好きとして知られるZedd。2017年には日本のファンのためだけに限定コンピレーションアルバム『ステイ+』をリリースし、日本チャートでも上位にランクインするなど、日本への特別な愛情を行動で示し続けているアーティストです。その想いがさまざまなコラボレーションという形で実を結んでいます。
2024年放送の「ドラゴンボールDAIMA」では、オープニング「ジャカ☆ジャ〜ン」とエンディング「Nakama」の両主題歌のプロデュースを手がけました。1作品でオープニング・エンディングの両方を担当するという異例の起用で、「子どもの頃に影響を受けた作品の音楽を手がけることができるのは、まさに夢が叶った瞬間だ」と語っています。
さらに2026年1月には、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のアトラクション「スペース・ファンタジー・ザ・ライド:CLUB ZEDD REMIX」がオープン。コースターの動きがZeddの音楽と完全同期するという世界に類を見ない体験型アトラクションで、Zedd本人も「夢が叶った」と語っています。8月17日まで体験可能です。
グラミー受賞DJ・Zeddの素顔を見てきましたが、もう一人の主役であるKnock2もまた、驚くような経歴の持ち主。YouTubeで独学を始めた少年は、いまや世界中のフェスから引っ張りだこの存在となっています。
驚異の行動力!時代を味方につけた「Knock2」の素顔に迫る

豆知識① 教材はYouTubeのみ。11歳から独学で世界のステージへ!
カリフォルニア州サンディエゴ出身で、ラオス系アメリカ人としてのバックグラウンドを持つKnock2。「dashstar*」で世界的なバズを引き起こし、今やダンスミュージックシーンの注目株となった彼ですが、両親はともにミュージシャン(母は歌手、父はキーボード&ギター担当)という音楽一家に生まれ、幼少期から自然と音楽が身近にある環境で育ちました。
彼がDJを始めたのは11歳のとき。世界的なDJバトルの動画を見まくり、音楽制作の方法もYouTubeを使って独学で身につけていきました。その後、中学校のブレイクダンス部に入ったことで、そのカルチャーにどっぷりハマります。当時のヒップホップシーンではDJとダンスはセットの文化。ダンスに夢中になるうちに、自然とDJの魅力にも惹かれていきました。
上達のスピードは凄まじく、16歳には地元サンディエゴのバーやクラブに出演するほどの腕前に。若くしてリアルな現場のステージに立ち、そのキャリアをスタートさせていました。
豆知識② 14歳で出会った親友も今や世界的DJに。2人で掴んだコーチェラ
2015年、Knock2は地元サンディエゴで開かれる「サンディエゴ・カウンティフェア」のEDMナイトに応募しました。14歳でほぼ無名の少年がオーディションを通過し、同じステージに立っていたのが、同じく14歳のISOxo(アイソーエックスオー)という少年でした。現在はともにアメリカのダンスミュージックシーンを牽引する人気DJです。

「アジア系が同じ場所で同じ夢を持っている。それだけで連帯感があった」とKnock2は語っています。ふたりはインスタグラムで繋がり、地元のクラブシーンで切磋琢磨。のちに共同プロジェクト「ISOKNOCK(アイソノック)」を結成すると、出会いから約10年が経った2024年、アメリカ最大級の音楽フェス「Coachella(コーチェラ)」のステージに大抜擢され、その圧倒的な人気を決定づけました。
さらに同年9月には「ULTRA JAPAN 2024」のメインステージに出演を果たし、日本のファンを熱狂の渦に巻き込んだことも記憶に新しいところです。
豆知識③ 実は大の猫好き! 山火事のなか真っ先に守ったのは愛猫の命
2025年1月、南カリフォルニアを襲った大規模な山火事(イートン火災)の際、Knock2はデビューアルバムのリリースを直前に控えていました。自宅の窓から煙が見え始めたとき、彼が真っ先に連れて避難したのは、10歳になる愛猫の「Reese(リース)」でした。ローリングストーン誌のインタビューでは「完全にサバイバルモードだった」と当時の緊迫した状況を振り返っています。
その後、無事に帰宅を果たし、デビューアルバム『nolimit』を予定通りリリース。同誌の特集でも大きく取り上げられ、彼は25歳にして「次世代ダンスミュージックの未来を担う存在」と高く評価されました。

まったく異なる道を歩みながら、それぞれの才能で世界のダンスミュージックシーンを席巻してきたZeddとKnock2。そんな2人が、この夏、ついにB2Bという形で交わります。
2026年8月、2人はロサンゼルスの大型フェス「HARD Summer(ハードサマー)」へ揃って出演。さらに同月、ニューヨークで初開催となるZedd主催のフェス「Zedd in the Park(ゼッドインザパーク)」でも、初日のヘッドライナーとしてこのB2Bセットを披露することが発表されています。
※サンディエゴのフェス「Niteharts」で披露したZedd × Knock2によるB2Bセット
そして、この世界中が注目するプレミアムな共演は、ここ日本でも実現します。2026年9月19日(土)・20日(日)に開催される「ULTRA JAPAN 2026」の第1弾ラインナップとして、「Zedd B2B Knock2」の出演が正式に決定しました。
バックグラウンドも世代も異なる2人が、1つのステージで一体どんな化学反応を起こすのか。世界を揺らす最先端のステージを、ぜひお台場の地で体感してください。
ULTRA JAPAN MAGAZINE編集部
日本最大級の都市型ダンスミュージックフェス「ULTRA JAPAN」の特別マガジン編集部。株式会社ライブドアが運営し、フェスの楽しみ方・アーティスト情報・EDM/ダンスミュージックの最新トレンドを、現場取材などをもとに発信しています。
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