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元建設作業員、脳腫瘍を乗り越えて世界へ――日本が誇るDJ・¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(行松陽介)の数奇な人生【ざっくりDJ紹介】

¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(行松陽介)は1979年大阪生まれのDJ。ジャンルの壁を軽々と飛び越える型破りなプレイスタイルと、上半身裸で汗だくになりながらDJするパフォーマンスで、国内外に熱狂的なファンを持ちます。

2026年4月にはアメリカ最大級の音楽フェス「Coachella(コーチェラ)」にも出演。日本のアンダーグラウンドシーンから世界へと羽ばたいた彼の素顔を、4つの豆知識でご紹介します!

豆知識① 脳腫瘍で2度の手術から決断「残りの人生をDJに捧げる」

2008年頃からDJとしての活動していた行松ですが、2016年に悪性脳腫瘍と診断され、2度の手術を経て生還。このとき、DJと並行して従事していた建設業の仕事を辞め、DJに専念することを決意しました。

病気をきっかけに音楽と真剣に向き合うようになった行松は、その後めきめきと頭角を現し、国内外のクラブやフェスに引っ張りだこの存在へ。「音楽は自分に多くのものをもたらしてくれた」と語るその言葉には、病と向き合ってきた人ならではの重みがあります。

豆知識② Boiler Roomの動画が世界中でバズり、一夜にして時代の人に

Boiler Room(ボイラールーム)とは、世界中のクラブカルチャーを映像で発信するイギリス発の人気プラットフォーム。そのBoiler Roomが2025年に東京で収録した行松のDJセットが、YouTubeで公開後またたく間に拡散。わずか10日間で200万回再生を突破し、その後1年余りで1800万回再生を超えるという異例の大バズりを記録しました。

本人も「あそこまで広まるとは思っていなかった」と振り返るほどの反響。日本のDJがBoiler Roomで世界的な注目を集めるのは異例のことで、国内外のシーンに大きな衝撃を与えました。

豆知識③ トレードマークは「上半身裸」――汗だくで踊るように操るDJスタイル

行松のライブを語るうえで外せないのが、上半身裸というスタイル。セットが盛り上がりを見せた瞬間にシャツを脱ぎ捨て、汗だくになりながらDJする姿はトレードマークになっています。

ファッションとしてではなく、音楽に完全に没入した結果として生まれる姿。テクノ、トランス、ガバ、アンビエントなど、あらゆるジャンルを縦横無尽に行き来するそのプレイは、「カオスなのに気持ちいい」と表現されることも。見ている側も、気づけば引き込まれている――それが行松陽介のDJです。

豆知識④ 音楽の原点はDeep Purple好きの父親。37歳で初めてパスポートを取得

幼少期の行松は、ディープ・パープル好きの父親の影響でクラシック・ロックを聴いて育ったそう。当時は「好きではなかった」と語る彼ですが、「あとになって、あれはとても良い音楽教育だったと気づいた」と振り返っています。中学でハードロックやメタルに目覚め、高校でSonic Youthのようなオルタナティブロック、The Prodigyのような電子音楽へと音楽の幅を広げていきました。

そんな行松が初めてパスポートを手にしたのは、なんと37歳のとき。上海でのDJ出演がきっかけでした。「DJを始めた頃は、まさか海外でプレイするとは思っていなかった」と語る彼は今や世界中のフェスやクラブに出演する国際的なDJに。人生とは何が起こるかわからないものです。

脳腫瘍を乗り越え、Boiler Roomで世界を驚かせた行松陽介。そのDJセットには、波乱万丈の人生で培われた「すべてを出し切る」エネルギーが宿っています。

当日の流れや雰囲気など、初めての方向けに編集部がまとめたガイドはこちら


ULTRA JAPAN MAGAZINE編集部

ULTRA JAPAN MAGAZINE編集部

日本最大級の都市型ダンスミュージックフェス「ULTRA JAPAN」の特別マガジン編集部。株式会社ライブドアが運営し、フェスの楽しみ方・アーティスト情報・EDM/ダンスミュージックの最新トレンドを、現場取材などをもとに発信しています。

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