【ざっくりDJ紹介】理学療法士を目指していたマジメ青年がDJの道へ。フェス常連の人気DJデュオ「スランダー」
デレクとスコットの2人によるDJデュオ「SLANDER(スランダー)」は、エモーショナルなメロディと重厚なベースを融合させた独自のスタイル「Heaven Trap」で知られ、世界中のフェスを席巻してきました。
Spotifyでは再生回数10億回を突破し、各国の大型フェスでもメインステージを任されるなど、いまやダンスミュージックシーンを代表する存在のひとつです。
その一方で、彼らのキャリアの出発点は“大学の寮での出会い”という意外なものでした。そんな彼らの音楽の裏側にある素顔やルーツを、5つの豆知識でご紹介します。
豆知識① “元メタルバンド出身”と“硬派な青年”の最強タッグ!?
デレクは、学生時代にメタルバンドでギターを担当していた“元ロック少年”。
一方、スコットは理学療法士を目指してカリフォルニア大学アーバイン校で運動学(キネシオロジー)を専攻。筋トレ・ストレッチ・プロテインが日課という、いわゆる“健康オタク”タイプでした。

豆知識② 出会いは大学の寮。お互いの “部屋から聞こえた音楽”がすべての始まり

2人が出会ったのは、カリフォルニア大学アーバイン校の学生寮。同じフロアに住んでいたデレクとスコットは、それぞれの部屋から流れてくる音楽をきっかけに言葉を交わすようになりました。
音楽への興味や制作への関心が重なり、やがて一緒にDJプレイを始めるようになります。これが、スランダー結成の原点となりました。
豆知識③ 内定を蹴って選んだ、“音楽で生きていく”という決断

大学卒業後、スコットには理学療法士としての道、デレクにはマーケティング職の内定がありました。
しかし2人は、どちらもそれを辞退し、音楽活動に専念することを選択します。本人たちは「やらないで後悔したくなかった」と当時を振り返っています。
豆知識④ 「踊らせる」だけじゃない。“泣けるダンスミュージック”を作りたかった
スランダーの音楽には、感情に訴えかけるようなメロディと、身体に響くような重低音のビートが共存しています。この独特のスタイルを、2人は「Heaven Trap(ヘブントラップ)」と名付けました。
「ジャンルというより、“感情の音楽”を表す言葉」と彼らは語っており、ただ盛り上がるだけでなく、悲しみや希望といった気持ちを音で伝えることを大切にしているそうです。
代表曲「Love Is Gone」や「Superhuman」では、ライブ中に涙を流すファンも多いのだとか。
豆知識⑤ ノリでつけちゃった?スランダーの由来
「slander」は本来、“中傷・名誉毀損”というネガティブな意味を持つ言葉。
それをグループ名に選んだ理由について、2人は「響きが良かっただけで、深い意味はない」と話しています。
「ちょっと皮肉っぽくて面白いと思った」とも語っており、感情的でポジティブな音楽とのギャップをあえて楽しんでいるようです。
大学の寮で出会った2人が、異なる道を歩んでいたはずの未来を捨て、音楽に人生を懸け、いまや世界中のフェスでメインステージに立つ存在となりました。そんなSLANDERの音楽やパフォーマンスに興味を持った方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
ULTRA JAPAN MAGAZINE編集部
日本最大級の都市型ダンスミュージックフェス「ULTRA JAPAN」の特別マガジン編集部。株式会社ライブドアが運営し、フェスの楽しみ方・アーティスト情報・EDM/ダンスミュージックの最新トレンドを、現場取材などをもとに発信しています。
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