会社員から「テクノの新女王」と呼ばれるまで。Sara Landryの知られざる素顔5選【ざっくりDJ紹介】
ULTRA JAPAN 2026に出演する世界的DJ、Sara Landry(サラ・ランドリー)。「ハードテクノの新女王」として世界中のフェスを席巻している彼女ですが、その経歴や素顔はとてもユニーク。ダンスミュージックに詳しくない方でも「えっ、そうなの?」と思わず驚くような、Saraの知られざるエピソードを5つの視点から紐解きます。
豆知識① 執念のド根性人生。泥臭い下積みから世界のトップDJへ

ニューヨーク大学で心理学・ファイナンス・広告を学んだ後、データアナリストとして会社に勤めていた異色の経歴の持ち主。DJプレイから楽曲制作、音響エンジニアリングにいたるまで音楽に関するほぼすべてのスキルを独学でマスターしながら、その安定したキャリアを自ら手放す決断をします。
しかし待っていたのは、テキサスの地元密着型フードデリバリー「Favor(テキサス版のUber Eats)」で食いつなぐ地道な下積み生活。ギリギリの生活の中で必死にトラック制作を続けながら、知名度を上げるために自ら企画したローカルパーティーでは、DJプレイだけでなく「自分でクラブのドア(受付)の管理までこなす」という徹底ぶりでした。その凄まじい行動力が、現在のスターダムへの道を切り開いたのです。
豆知識② 再生回数1000万回超え。世界を驚かせた伝説のDJセット
サラの人気を不動のものにした最大のきっかけが、2023年に出演した人気配信プラットフォーム「Boiler Room(ボイラールーム)」でのDJセットです。
観客がDJを360度ゼロ距離で囲む独特のステージで披露されたパフォーマンスは、まさにフロア中が一体となって踊り狂うような熱狂を生み出し、ネット上で瞬く間に拡散。YouTubeでの再生回数は1000万回を突破するという異例の記録を叩き出しました。
これは、グラミー賞受賞アーティストのFred again..や、UKシーンの重鎮Chase & Statusといった、音楽界の超大物たちに並ぶ異例の快挙。ここ数年のテクノ界を代表する動画として、今なお世界中のファンに視聴され続けています。
豆知識③ ハードテクノ史上初!世界最大フェス「Tomorrowland」メインステージへ
2024年には世界最大級の音楽フェス「Tomorrowland(トゥモローランド)」のメインステージに大抜擢。
実はこの大舞台、長年アンダーグラウンドな存在だった「ハードテクノ」のDJがプレイするのは、フェスの歴史上これが初めてのこと。これだけでも歴史的な快挙ですが、サラの凄さはそのステージの中身にありました。
なんと、セットで流した全24曲のうち、半数にあたる12曲がすべて未発表の完全新曲!さらに、Kanye West(カニエ・ウェスト)やJay-Z(ジェイ・ズィー)といった世界的ヒップホップアーティストを手がけてきた大物プロデューサー、Mike Dean(マイク・ディーン)との異色コラボ曲をラストに投下するなど、世界中が注目する大舞台でも一切守りに入らない、攻めきったパフォーマンスを披露しました。地下文化として育ってきたジャンルを、自らの実力で一気にメインストリームへと押し上げた、まさに歴史的な瞬間となりました。
豆知識④ 実はK-POPも!大人気グループ「LE SSERAFIM」と異色コラボ
硬派で尖ったイメージの強いサラですが、2026年5月、世界的K-POPグループLE SSERAFIM(ル・セラフィム)の楽曲『CELEBRATION』の公式リミックスを手がけ、大きな話題を呼びました。 ハードテクノとK-POPという、およそ交わることのない2つのジャンルが融合したこのリミックスは、ジャンルの垣根を軽々と超え、世界中のリスナーを驚かせています。
ジャンルの垣根を越えて活躍の場を広げ続けるサラ。実は大の日本好きとしても知られています。2025年5月31日に念願の初来日を果たし、東京・渋谷の伝説的クラブ「WOMB」で単独公演を行った際には、限定枚数の前売チケットが完全ソールドアウト。当日券を求めるファンがオープン前から入場制限がかかるほどの熱狂ぶりを見せ、日本のファンの熱量を証明しました。
今年はいよいよ「ULTRA JAPAN 2026」のお台場のステージに登場します。会社員からハードテクノの女王へ。執念と独学で掴み取った唯一無二のサウンドを、ぜひお台場の地で体感してください。
◆ULTRA JAPANの基本情報をまとめて知りたい方はこちら
こちらの【ざっくりDJ紹介】もチェック!
◆ロシア・オランダ・イギリスの猛者が集結。謎の新スーパーグループ“HALŌ”の正体に迫る
◆2026年夏の大型フェスを席巻!グラミー受賞DJ「Zedd」×コーチェラ新鋭DJ「Knock2」の最強タッグ「Zedd B2B Knock2」とは何者か
◆元建設作業員、脳腫瘍を乗り越えて世界へ――日本が誇るDJ・¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U(行松陽介)の数奇な人生
◆UKドラムンベースの頂点が集結!スーパーグループ「WORSHIP」とは何者か
◆「スクーター売ってDJになった」Alessoの知られざる素顔5選
ULTRA JAPAN MAGAZINE編集部
日本最大級の都市型ダンスミュージックフェス「ULTRA JAPAN」の特別マガジン編集部。株式会社ライブドアが運営し、フェスの楽しみ方・アーティスト情報・EDM/ダンスミュージックの最新トレンドを、現場取材などをもとに発信しています。
関連記事
-
NEWULTRA JAPAN 2026の公式チケットが「Amazon」で買えるように。いつもの買い物と同じ感覚で購入完了!
ULTRA JAPAN 2026のチケッ…
2026/08/26 -
【1週間限定】渋谷駅にULTRA JAPANの縦型広告が登場!「9/19・20、もちろん空けてるよね?」
9月19日(土)・20日(日)に東京・お…
2026/08/19 -
【フェス知識】DJ同士のコラボ「B2B」ってなに? 音楽知識なしの初心者こそ見るべき理由を徹底解説
フェスのタイムテーブルを眺めていると、「…
2026/08/13 -
音楽フェスの楽しみ方、あなたは多数派?少数派?【全10問】
音楽フェスの楽しみ方って、実は人それぞれ…
2026/08/03